最終更新日 2025年6月10日 by michidoo
アソビコインは、オンラインゲームの開発・運営を行っている会社がICOで発行した仮想通貨です。
運営元は2007年に設立され、これまで多数のオンラインゲームを開発・運営してきました。
運営しているゲームの月間プレイヤー数は、合計1000万人以上を数え世界中に関係する開発者が600名もいる業界トップラクスの企業です。
運営元の企業の信頼度だけなら、比較的高いと言えるでしょう。
目次
アソビコインがICOを行った背景
アソビコインがICOを行った背景には、デジタルコンテンツの再販が目的にあります。
基本的にデジタルコンテンツは、ユーザーが再販できない仕組みです。
ゲームだけではなく音楽や電子書籍などのデジタルコンテンツは、購入したユーザーは再販できないので、買取店に持ち込みコンテンツを現金化できません。
しかしアソビコインを流通させるアソビモマーケット内なら、ユーザー同士によるデジタルコンテンツの売買が可能です。
ですから遊ばなくなったゲームのアイテムを他のユーザーに売却したり、読まなくなった電子書籍や聴かない音楽も同じように売却し現金化が可能になります。
つまり現実世界のゲームソフトや本、CDなどを買取店に売却する流れを、デジタルコンテンツでも可能にする仕組みとなっています。
権利者の利益
デジタルコンテンツをユーザー間で売買できるようになると、問題になるのは権利者の利益です。
中古のゲームソフトもかつてメーカーと買取店で裁判になり、そのあり方について多くの議論がかわされてきました。
確実に収益を得られるデジタルコンテンツでも同じように中古の仕組みが加わると、権利者にとっては痛手です。
収益の低下を招くことになりますから、アソビモマーケットに反発する権利者も多くなるでしょう。
しかしアソビモマーケットでは、そうした声が上がることをあらかじめ予想し対策を立てています。
具体的にはアソビモマーケットでの売買によって得られた収益の一部は権利者のものとすることで、反対意見を封じてユーザーにも利益をもたらしています。
デジタルコンテンツは無限にコピーできる
さらにデジタルコンテンツは、無限にコピーできるのが問題です。
さまざまな手段を駆使すれば一つの作品を複製しそれを売買して利益を上げることも可能ですから、これも再販売が難しいとされている理由でした。
この不正を防ぐために採用したのが、ブロックチェーン技術です。
ブロックチェーンを活用した分散型のプラットフォームを採用することで、改ざんなどの不正ができない環境を作り上げています。
こうしてデジタルコンテンツの再販売が権利者公認のもとで行われるようになれば、飽きて遊ばなくなったゲームを売却するだけではなく、不要なレアアイテムを売却したりある程度成長させたキャラクターやアカウント売却することもできるでしょう。
新しいゲーム関連のビジネスを生み出す可能性を秘めている、と言っても過言ではありません。
ブロックチェーン技術のスマートコントラクトを利用
他にもブロックチェーン技術のスマートコントラクトを利用して、現在の所有者を明確にし不正を防止しています。
これまで不可能だとされていたデジタルコンテンツの再販売が権利者に認められる形で動き出せば、大きな市場に成長する可能性は高いでしょう。
市場が大きくなればなるほどアソビモマーケットも注目されますから、それに伴いアソビコインの価値も上昇すると考えられます。
事実アソビコインの将来性は非常に高く評価されており、有望な仮想通貨の一つです。
仮想通貨の世界では、プロダクトが何もなかったり集客がうまく行かないプロジェクトも少なくありません。
そうしたリスクの高い仮想通貨に比べれば、デジタルコンテンツの再販売という需要が存在しているところは魅力的です。
運営元は月間1000万以上のユーザーを抱えている
しかも運営元は月間1000万以上のユーザーを抱えており、一部ではゲーム内で利用可能なタイトルもあります。
これだけでも将来性を高く評価する理由になりますが、さらに魅力的なのは法定通貨の価値より2倍もの価値があるとされる点です。
アソビモマーケット内では、1,000円分の仮想通貨で法定通貨2,000円分のアイテムが購入可能とされています。
現在はオンラインゲームのユーザーが中心となっているので、広がりは少ないかもしれません。
しかし対応するオンラインゲームが増えてゲーム業界でメインとなり、さらに電子書籍や音楽などのデジタルコンテンツの売買も本格的にアソビモマーケットに進出してくれば、爆発的なユーザー数の増加が期待できます。
ユーザー数がさらに増えればアソビコインの価値も現在よりも更に高くなると予想され、大きな利益を生み出してくれる可能性はあります。
まとめ
もちろん想定通りに行かない可能性があったり、暴落する危険性もゼロではありません。
しかしそうしたリスクは仮想通貨にあいては当たり前で、珍しい出来事ではありません。
取引所で購入しするときにはメリットばかりではなくリスクについて考える必要はありますが、将来性の高い通貨を保有したいなら候補の一つになるでしょう。